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レインウェアに求められる機能

下記の、3要素がレインウエアに必要とされる機能です。


・防水性・・・水を染み透さないこと。
・撥水性・・・水を生地表面で弾かせること。
・透湿性・・・汗など水蒸気を通すこと。

・防水性能
防水素材は、生地(織物)の裏面を防水剤で隙間無く覆うことで雨(水)の浸透を防ぎます。水の浸透を防ぐ上では完全ですが、水滴が生地に張り付いて水切れが良くありません。また、通気性が無くなるので、衣服などでは内側が蒸れます。
レインウエアの防水素材の構造は、表面素材に防水素材(防水剤)を、ラミネート(コーティング)するのが主流です。
さらに縫い目の裏にシームテープ(防水テープ)を貼り、水の浸入を防いでいます。
(ウエルダー商品には一部を除き不要)
この 防水性のレベルを表す数値は、耐水圧といいます。                             
・ラミネートとは貼り合わせること
・コーティングとは塗ること
 (耐水圧) 耐水圧の測り方はJISで決められています。
実際の装置は複雑だが、原理的には素材に水の柱を立て、裏側に3滴染み出してきたときの水の高さで表されます。

【試験方法 JIS L 1092 B法(高水圧法)】は、一般的なレインウエアの防水力を示す際に使われます。
水圧の目安は体重75Kgの人が座るとおよそ2,000mmの圧力が生地にかかる。また、ひざまずいているときには、なんと11,000mmもの圧力がかかる。                                               
                                    

耐水圧試験機


撥水性能 撥水の構造は、生地の表面に撥水剤(シリコン樹脂、フッ素樹脂)で繊維の一本一本を包み込ませ疎水性にすることで、表面に付着した水滴を玉状にし、はじかせる性能の事です。生地の織り目の隙間が残る為、通気性は残っています。
しかし、使用しているうちに効果が落ちてしまうので、防水スプレーで復元することが長持ちさせるコツです。
       〈表記例〉
 
撥水維持 HL20回80点
家庭用洗濯を20回行っても撥水度が80点ある状態。 他にもJIS 1092 スプレーテスト等有り。
※ 防水とは水がしみとおるのを防ぐことで、撥水とは水をはじいて玉にして転がすことである。
 一般に市販されている「防水スプレー」は、厳密にいうと「撥水スプレー」と表現するほうが正しい。

・透湿性能 体中を防水素材で覆えば、内側からの汗で体が濡れてしまう。
そこで、雨を防ぎ、体から出る汗や水蒸気を外に逃がす素材性能のこと言います。
透湿性能の表現は、素材1平方メートルあたり24時間に何gの水分を透過したかを数値で表します。
発汗量の目安は、大人一人が安静にしている時に一時間あたりに放出する 発汗量は50g、軽い運動で500g、ランニングなど激しい運動をはじめると 1,000gにもなります。